ホーム 日新信用金庫について > ごあいさつ

ごあいさつ

[ 2021 DISCLOSURE より ]

理事長 山本 良一

皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

平素は日新信用金庫に対し格別のご愛顧を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

2020年度の日本国内の景気は、新型コロナウイルスの感染拡大による戦後最大の落ち込みがあった後、海外経済の回復傾向により、輸出や鉱工業生産が増加を続け、大企業を中心に企業収益や業況感が改善し基調は持ち直しとなりました。

しかしながら、2021年4月に3回目の緊急事態宣言もあり、景気は依然として厳しい状況にあります。ワクチン接種も進んでおりますが、感染力が強く重症化率の高い変異株の急増といった不確実性の高まりから、景気の先行きへの不透明感が払拭できない状況となっています。

地域経済の担い手である中小企業・小規模事業者は、経営者の高齢化や後継者難、慢性的な人材不足といった構造的な課題を抱えるなかで、コロナ渦によるサービス消費の下押し圧力の強まりにより非常に厳しい状況におかれています。さらに、長寿化やライフスタイルの多様化、フィンテックの普及など移り行く社会情勢やコロナ後の世界を見据えた対応は、避けて通ることはできません。

こうした中、〈にっしん〉は、お客さまの資金繰りや課題解決への支援に取り組み、2021年3月末の預金残高は8,044億円、貸出金残高は3,754億円と堅調な結果となりました。当期純利益は、お蔭をもちまして1,793百万円を計上することができました。

また、経営の健全性を示す自己資本比率は11.20%と、国内基準の4%を大きく上回り、経営の健全性、安全性は十分に堅持しています。

2020年度、〈にっしん〉は「お客さま第一主義」を旨とし、お役に立つ金庫として地域での存在感を高めることに努めました。そうした金庫の行動指針として「日新信用金庫SDGs宣言」を行い、地域住民や中小企業経営者の方々の課題解決の支援や、適切で円滑な資金供給等を通じて、地域社会の持続的発展に貢献できるように取り組みました。

2021年度は、ポストコロナを見据え、お客さまが元気を取り戻すためのお手伝いをすることが、大きな使命と考えています。引き続きお客さまに寄り添って、地域に根ざした協同組織金融機関として、会員、お客さま、地域が抱える課題の解決に取り組み、共に困難を乗り越え地域社会全体の成長に貢献できるよう尽力してまいります。

従来にもまして皆さまのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2021年7月

理事長 山本 良一